マレーシア就職で必要な英語力

マレーシアでは英語は母国語ではありません。しかし、ローカルスタッフと話すのは英語となることが多いです。それはマレーシア人は第二外国語として英語を学んでいる人が多いということが理由です。ただマレーシア人の英語は、シンガポール人の英語(シングリッシュ)のように、独特の癖がありマングリッシュと呼ばれることがあります。マングリッシュは、民族によって多少異なるのですが、あまり深く考えなくても良いと思います。
マレーシアで就職する際に必要な英語力について大雑把に3つの職種別に紹介します。

①営業職
営業職での英語が必要な場面は、社内コミュニケーションと、営業訪問先での対応となります。日本人が営業へ行く時は日系企業へ行くことが多く、担当者も日本人となるので営業での会話は日本語となります。しかし、受付や担当者を呼び出してもらう際には簡単なマレー語か英語は必要とはなってきます。これは2回、3回営業に行くだけで覚えてしまうので苦はないです。
日系以外の企業へ訪問することがあればビジネスレベルの英語力が必要になりますが、そうでない場合は日常会話程度で十分だと思います。社内コミュニケーションは必要になれば勝手に覚えてしまうので心配いりません。

②エンジニア・技術職
IT系エンジニアであれば社内コミュニケーションがマストです。英語力はビジネス初級程度は必要だと考えてください。ただ会社によってはチャットやメールで指示を出すところがあるようなので、会話力よりかは文章力の方が必要になるかもしれません。工場などのエンジニアであれば、通訳がつくケースが多いのであまり仕事上では必要とならない場合があります。その理由として、ワーカーレベルになると英語が話せないことがあるからです。

③事務・人事・総務系
事務職は、日本人同士で仕事をすることは稀で相手がマレーシア人スタッフになることが多いです。そのため、英語力は必須で会話だけでなく文章もビジネスレベルが求められます。特に女性だと事務職を希望する人が多いですが、英語が出来ないと書類選考で躓くことがあるので簡単なコミュニケーションは取れるようにしておきたいです。

④サービス系
カスタマーサービスやコールセンターであれば、日本人のお客様を担当することが多いため、英語力は必要ではありません。逆にホテルや飲食店などの現場でのポジションとなれば必ず英語が必要になってきます。対面でのサービスの場合は文章力よりも会話力が重視される傾向があるので自信がない場合は会話力を磨くことがいいと思います。

他にも職種はあると思いますが主なものはこれくらいでしょうか。何かわからないことがあればお問い合わせよりメッセージをください。

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